
2026年2月
昔話の「桃太郎」はみなさんご存じですよね。
桃太郎は、きびだんごを渡して犬・猿・雉を仲間にし、鬼ヶ島へ向かいました。
しかし冷静に考えると、
きびだんごを一つもらっただけで、命懸けの旅に出るでしょうか?
彼らが動いた理由は、
報酬ではなく「なぜ鬼を倒すのか」という目的が共有されていたからです。
村が困っている。放っておけば大切な暮らしが壊れる。
その現状を理解し、自分が必要とされていると感じたから、仲間になった。
きびだんごは対価ではなく、
「共に行く」という意思確認だったのではないでしょうか。
私たちの仕事も同じだと感じます。
「給料をあげるから働いてほしい」
それだけでは、人は踏ん張れません。
特に、きつい仕事・汚れる仕事・危険を伴う仕事ほど、
なぜこの仕事が必要なのか
何のためにやっているのか
が腹落ちしなければ、続きません。
私たちが担っているのは、日本の農業を守り、国民を守る事です。
目立たないけれど、無くなれば社会が成り立たない仕事です。
農地を守る。
水を守る。
地域の暮らしを守る。
誰かの毎日が何事もなく続くために、
現場で汗をかいている。
その価値を、
経営者が、先輩が、言葉にして伝えなければならない時代になりました。
給料や待遇はもちろん大切です。
しかしそれと同時に、
- 自分の仕事が誰の役に立っているのか
- なぜ今、この仕事が必要なのか
- 自分は仲間として必要とされているのか
これを感じられる職場でなければ、人は集まらないし、残らない。
桃太郎が勝てたのは、
強かったからではなく、
目的を共有した仲間がいたからです。
私もナラ工業のスタッフには感謝です。
ナラ工業もこれから
仕事の意味を語り、共有し、次の世代へつないでいきたいです。
それが、インフラを守り、地域を守り、
この国を静かに支える力になると信じています。
