8月 キャッシュレス社会と日本の「平和ボケ」?

2025年8月

先日、息子に会いにアメリカに行きました。その際ドル札を持参しましたが、カード決済が主流のため現金を使う場面はほとんどありませんでした。

余った100ドル札を息子に渡すと「100ドル札なんて初めて見た」と驚かれたほどです。

7年前に中国を訪れた時には、現金を渡すと「偽札ではないか」と念入りに確認された経験があります。当時の中国ではすでにキャッシュレスが浸透しており、現金を使用する人が珍しいためでした。

一方、日本では現金への信用も高く、治安の良さもあってか今でも現金が幅広く流通しています。

しかし、コロナ以降は無人販売所やコインランドリーが強盗被害に遭うケースも見られるようになりました。「性善説」で成り立つ仕組みは日本らしいものの、世界的に見れば珍しい状況です。もし、入店時のQRコード登録やキャッシュレス決済が進めば、現金を狙った犯罪は大きく減るでしょう。

「平和だからこそ気づきにくい課題」が日本にはあります。その平和を誇る一方で、時代に合わせた仕組みづくりを怠らないことが求められているのではないでしょうか。

私たちナラ工業も、社会の変化を前向きに捉え、時代に合った技術開発を進めています。水閘自動制御装置をはじめとした事業を通じて、安心・安全で持続可能な社会に貢献してまいります。