施工
暗渠排水の効果
- 土壌の通気性を増す。
- 土壌中にいる微生物の活動を盛んにする。
- 土壌の温度を高める。
- 土壌の理学的性質を改良する。
- 植物の育成がおう盛となり、その収量は増加するとともに、品質が改善される。
- 耕うんなどの労力が節約される。
- 肥料の施量が節約される。
- 農耕地が有利に利用される。
- 干拓地の除塩に効果がある。(以上、 長浜謙吾著より)
- 土壌水分をコントロールできる。
縦暗渠
湧水部分へ縦に暗渠を入れ、普通の暗渠に繋ぐことで部分的な処理をする方法です。


断面
トレンチャーとバックホウの掘削断面では、疎水材の量がおおきく違ってきます。
昔は地下水を下げる目的の「被覆材暗渠」でしたが、近年は表面水を排除する目的の「疎水材暗渠」に変わってきており、疎水材を多く使用するようになってきました。
この断面の差がコストにおおきく影響します。
(右断面でトレンチャーはバックホウの54%の疎水材量でおさまる。)

疎水材
もみがら、木材チップ、セラミックチップ、砕石、火山レキ、火山灰、ほてて貝殻などの疎水材を管の上に布設することで暗渠の排水性を高めます。

